販売再開!「赤福」さんの「朔日餅」
今回は、販売を再開した「赤福」さんの「朔日餅」(八朔粟餅)をご紹介します。
8月になり、東海地方もようやく梅雨が明けました。
日差しも強くなった気がします。
今日は晴天で、山もきれいに見えました。
青空も広がり、時折吹く風も気持ちいいです。
1.「朔日餅」とは
「赤福」さんでは、お正月を除く毎月1日に限定販売される「朔日餅(ついたちもち)」。
月によって様々な「朔日餅」があります。
「朔日餅」の販売は、伊勢神宮の朔日参りに合わせて1978年に始まりました。
本店前では、販売前に買い求める客が1キロ近く並ぶこともあります。
8月は「八朔粟餅」(はっさくあわもち)です。
「八朔」(はっさく)とは、旧暦八月朔日(ついたち)のこと。
そして古来、新穀を贈答して祝う習わしです。稲(田の実)を祝い、頼みごとをしたので、「たのもの節句」とも呼ばれました。今日のお中元のはじまりとも言われております。
古く伊勢では五穀のうち、米や粟のお初穂を神前にお供えし豊穣を祈りました。また、「朔日参り」の中でも八月一日は特に「八朔参宮」と呼び、参拝者も多く、あわ餅を食べる習わしです。
このような風習を受け継ぎ、毎年八朔のあわ餅をつくってまいりました。粒を残して作ったあわ餅に、昔ながらの黒糖味の餡をのせたものです。粟の粒感と黒糖の風味をお楽しみください。
※「赤福」さんの公式サイトから引用
2.販売再開
新型コロナウイルスの流行に伴い、5月~7月の「朔日餅」の販売が休止されていました。
それが今月から販売を再開されることになりました。
いつもなら、前日の午後5時から配布される「整理券(時間指定券)」を赤福本店前
で受け取り、販売当日になったら「整理券」に記載の時間に赤福本店前に集合。
並ぶ順番の番号札をもらって、開店時間(午前4時45分)までおかげ横丁をぶらぶらと回り、開店時間が近づいたら、本店前に番号順に並びます。
おかげ横丁は深夜からお店を開いています。そこを散策するのも楽しいのですが、深夜から起きているのも疲れるので、今回は「予約」して買いに行くことにしました。
3.予約販売
予約するには、販売月の前月10日に
朔日餅予約専用電話( 0596-22-2200 )
(電話受付時間:午前8時~午後5時)
上記に電話をして予約します。
受取時間は午前9時~午後3時の間で予約時に決めることができます。
ただし、時間帯枠には限りがあるので、希望の時間に予約ができない場合があります。
後日、引換券(案内状)が郵送されてきます。
販売当日は、引換券(案内状)と代金(すべてのクレジットカード会社ではありませんが、クレジットカードも可)を準備して引換券に記載の受取時間に指定の場所に行きます。
受取場所は本店ではありません。
本店やおかげ横丁から離れた近鉄五十鈴川駅よりの 普段は従業員駐車場?( 伊勢市中村町225-55)です。
4.コロナ対策
予約時間の10分前くらいに受取場所に到着しました。
駐車場に入った所で係の方からハガキに書かれた引換券に書かれた受取時間を確認されます。
駐車場所を指定され、車から降りて、駐車場奥にある受取場所へ歩きます。
レジや受取場所の前にテントが組まれており、すでに50人ほど並んでいました。
コロナ対策として、テントの中に並ぶ前に係の方から入口に準備された消毒液で手指の消毒をするように促されます。
指示どおりに手指の消毒をして並びます。
係の方も並んでいるお客さんもマスク着用しています。
列の途中には、テープが貼ってあり、ソーシャルディスタンスが保たれるよう間隔を空けて並ぶようになっています。
さすが「赤福」さん。
コロナ対策にも気を使っていますね。
今日は梅雨明けで日差しは暑かったのですが、テントの中は風も通っていて、思っていたよりも快適でした。
行列に並んでいると某テーマパークのアトラクション待ちしてるくらいのワクワク感です。
5.八朔粟餅
箱の種類は、
- 小 箱【 8 個入】 720円(税込)
- 大 箱【12個入】1,030円(税込)
- 化粧箱【 9 個入】1,500円(税込)
以上です。
箱を開けると
毎年1回しか味わえないこの味。
ご挨拶にも記載されているとおり、
形は赤福餅と同じですが、
餡はコクのある黒糖味。
餅は粟で作ってあるので粒々感のある食感。
これを食べると「8月になった」と感じます。
6.最後に
朔日餅は、皆さんにお土産としてお渡しすると大変喜ばれます。
今回は早朝に並びませんでしたが、新型コロナウィルスの流行が落ち着いたら並びたいと思います。
夜のおかげ横丁の散策も活気があって楽しいですよ。
皆さんもぜひ2月~12月の朔日餅をコンプリートしてください。
ちなみに9月は、萩の餅です。