コンフィデンスマンjp(プリンセス編)
「今日から俺は‼劇場版」の感想から間が空いてしまいました。
今回は「コンフィデンスマンjp(プリンセス編)」の感想を紹介します。
- 1.あらすじ
- 2.古沢良太脚本作品
- 3.ダー子、ボクちゃん、リチャード
- 4.いたのか...
- 5.美女の競演!!
- 6.イケメンも競演!!
- 7.天才恋愛詐欺師・ジェシーよ永遠に!
- 8.本物も偽物もない♡信じればそれが真実
1.あらすじ
本物も偽物もない♡信じればそれが真実
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウが亡くなった。
遺産を巡り火花を散らしていたブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟の前で執事トニーが発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ”だった。
ミシェル捜しが続く中、10兆円とも言われる遺産を狙い、我こそはミシェルと世界中から詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に大集合!
そして、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人も、フウ家に入り込み、華麗に超絶大胆にコンゲームを仕掛け始める…
はずが、百戦錬磨のコンフィデンスマン・ダー子たちに訪れる最大の危機!
誰がフウ家の当主の座を射止めるのか!?世界を巻き込む史上最大の騙し合いが始まる!!
※「コンフィデンスマンjp(プリンセス編)」公式ホームページから引用
2.古沢良太脚本作品
フジテレビ系列で放送されていたドラマ、昨年のロマンス編に続く映画版です。
脚本は古沢良太。(以下敬称略)
私は堺雅人主演の「リーガルハイ」からのファンです。
いつも結末が予想している斜め上をいっていて、非常に楽しめる作品でした。
ドラマで「コンフィデンスマンjp」が始まった時も、ドラマ内で繰り広げられた展開の最後の伏線回収には「そうだったんだ!」と感心させられることしきりでした。
プリンセス編は、豪華出演者を引き連れてパワーアップしての登場です。
3.ダー子、ボクちゃん、リチャード
ダー子、ボクちゃん、リチャードのトリオは、テレビシリーズから安定のコンビネーション。
ダー子が周りを振り回し、ボクちゃんはダー子にブレーキをかけようと奮闘し、リチャードはダー子の作戦の意図を知ってか知らずか役割を粛々と遂行する。
ダー子の負けず嫌いが所々で事態を急変させまくってくれます。
それにしても3人とも非常に楽しそうですよね。
笑顔が素敵。
ダー子の下品な笑い方も「リーガルハイ」の古美門の下品な高笑いに通じるものを感じます。
古沢作品では、この笑いができないと主役は張れないのではないでしょうか。
4.いたのか...
そして、コメディー部分を一身に背負ってくれている「五十嵐」
演じている小手伸也は、NHK大河ドラマ「真田丸」の「塙団右衛門(ばん・だんえもん)」役で初めて知りました。
すごくかっこいい役者さんだと思っていましたが、「コンフィデンスマンjp」に出演していた彼は、喜劇役者でした。
コミカルで嫌みのない笑いの取り方は、福田組の風神雷神に匹敵すると思います。
そういえば、「真田丸」には長澤まさみも竹内結子も出演していましたね。
5.美女の競演!!
主演の長澤まさみは言うに及ばず、竹内結子、広末涼子、関水渚、織田梨沙、前田敦子、濱田マリ、デヴィ夫人。
長澤まさみは本人の魅力もさることながら、今作でもいろんな衣装で魅了してくれます。
大富豪相手のコンゲームだけあって、豪華なドレスが多いものの、こんな姿まで!!
現役といってもまだまだ通用するんではないかという衣装も披露してくれます(笑)
ところで、そうそうたる美女が出演する中で、今回私が一番インパクトを感じたのは、
ビビアン・スーは、1997年にバラエティー番組の中で、南々見狂也(南原清隆)と 天山ひろゆき(天野ひろゆき)の3人で音楽ユニット「ブラックビスケッツ」を結成。
セカンドシングル「Timing」で ミリオンヒットを記録し、翌年には「紅白歌合戦」に出場しました。
彼女は紅白出場歌手でもあるのです。
当時からお顔も美しかったですが、バラエティー番組でたどたどしい日本語をしゃべる姿は、ほんわかした雰囲気の可愛らしい女の子でした。
それも20年以上前の話...
この映画では、貫禄さえ感じる圧倒的な美しさで「美しくて、わがまま」な大富豪フウ家の長女「ブリジット・フウ」を演じてみせました。
歳を重ね、さらに美しくなるとは!(可愛らしいシーンもありますが...)
女優さんってすごいですね。
これからも映画やドラマで観てみたい女優さんです。
6.イケメンも競演!!
三浦春馬、東出昌大、白濱亜嵐、古川雄大、石黒賢、江口洋介、北大路欣也、柴田恭兵、等々。
イケメンだらけです。
特に柴田恭兵は、「あぶない刑事」の「ユージ」役の頃からファンです。
セクスィーでした(笑)
「関係ないね」という劇中のセリフも大流行しました。
今回フウ家の執事トニー役をクールに演じていましたね。
歳をとってもカッコいい!
7.天才恋愛詐欺師・ジェシーよ永遠に!
セクシーで、カッコよくて、ちょっと可愛らしいイケメン。
前作に引き続き登場。
もっと活躍する場面があるかと思いきや...
すごい出演者が多いから仕方なかったですね。
ダンスシーンはコミカルで面白かったです。
今後も続編で活躍するはずだったのではないでしょうか。
とても残念です。
最近では映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」で「伊東鴨太郎」という悪役を演じ、好青年役ばかりではないところを魅せてくれました。NHKでは「世界はほしいモノにあふれてる」に出演し、笑顔で感激する姿も見せてくれました。
あの笑顔には男も惚れてしまいますよね。
と言うよりも、老若男女問わず誰もが惚れてしまいますよ。
そんな素敵な彼の代わりはいないんです。
オンリーワンなんです。
2020年7月18日、30歳でこの世を旅立たれた三浦春馬さん。
心よりご冥福をお祈りいたします。
8.本物も偽物もない♡信じればそれが真実
「本物も偽物もない♡信じればそれが真実」
この言葉こそが、今回のストーリーすべてを表現しています。
まだご覧になっていない方は是非この言葉を頭の片隅に置いてご覧いただくと最後には「ああああああああ!」ってなります(笑)
今回はコメディーだけでなく、涙がほろっと来るシーンも多かったです。
笑いあり、涙あり、でも最後は笑って見終えることができる映画です。
そして、もう一度最初から見たくなります。
エンドロールが終わっても最後まで席を立ってはいけません。
「コンフィデンスマンjp(プリンセス編)」是非ご覧ください。