伊勢志摩喰えスト

伊勢志摩の食(お店・お土産・特産品等)や観光地などを紹介していきます。時々お金やコミュニケーションなど思いついたことも書いていきます。

「料理旅館 いかだ荘 山上」さんの「じのもん贅沢トリオ」

今回は、志摩市磯部町的矢にあるカキ料理で有名な「料理旅館 いかだ荘 山上」さんの「じのもん贅沢トリオ」をご紹介します。

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季節の地場海鮮丼とあおさの味噌汁


 

 

 1.「料理旅館 いかだ荘 山上」とは

 的矢かきで有名な志摩市磯部町的矢にある「料理旅館 いかだ荘 山上」。

 的矢かき料理はもちろん、新鮮な海鮮料理を出す料理旅館として有名です。

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いかだ荘山上の玄関

 

2.「じのもん贅沢トリオ」 

 地元の食材をお客様に食していただくために作られたコースだそうです。

 ただし、前日までに予約が必要です。

 ※夕食は平日のみ(土日祝は対象外) 

コース内容

・前菜

・伊勢志摩プレミアムオイスター

・鮑ステーキ あおさバター添え

・季節の地場海鮮丼

・あおさの味噌汁

・デザート

このラインナップで、 料金はなんと

4,000円(税込)‼

前菜

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左から、いかの珍味・川えびと玉子・あさりの和え物

日本酒と一緒に食べたいお料理です。

川えびは頭から食べることができます。(人それぞれの好みかな?)

この中では、あさりの和え物が一番好みでした。

絶対に日本酒に合います! 

 

伊勢志摩プレミアムオイスター

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伊勢志摩プレミアムオイスター

「伊勢志摩プレミアムオイスター」とは(株)オイスターファームラフトが伊勢志摩海域で生産するシングルシード養殖法を用い世界に通用する、甘くうま味が凝縮されたプレミアムな「牡蠣」です。

(「伊勢志摩プレミアムオイスター」公式ホームページより)

 

oysterfarm-raft.co.jp

6月に「養殖かき」が食べられるの?

「岩かき」が出てくるのかな?

と思っておりましたが、仲居さんが持ってきてくれたのは、写真のように小ぶりですが「養殖かき」でした。

仲居さんの説明では、この「養殖かき」は、「伊勢志摩プレミアムオイスター」といい、「1年中美味しく食べられるかき」だそうです。

氷の上に盛り付けられて、涼やかで美味しそう!

仲居さんに紹介された食べ方は、

1個目は、「そのまま」

2個目は、「レモンを絞る」

味わいの違いが楽しめるとのことでしたので、早速「そのまま」いただきました。

初「伊勢志摩プレミアムオイスター」でしたが、実に美味しかった。

何が美味しいかって、かき特有の風味と甘みが強く感じられ、今までに食べてきた「かき」とは一線を画す濃厚さです。

2個目には、レモンを絞っていただきました。

先ほどの「そのまま」の美味しさが、レモンが加わることにより、濃厚さとレモンの爽やかさのコントラストが感じられ、より一層「伊勢志摩プレミアムオイスター」の濃厚さを楽しむことができました。

こんな「養殖かき」があったなんて!

白ワインが欲しい!

 

鮑ステーキ あおさバター添え

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陶板に乗せられた生あわび

いよいよ貝の王様「あわび」の登場です。

「あわび」は、写真のように陶板に乗せられています。

想像していたよりも大きな「あわび」です。

仲居さんが蓋をして、固形燃料に火を着けてくれます。

途中、特製の「あおさバター」を「あわび」の上に乗せてしばらく待ちます。

※仲居さんがおっしゃるには、焼き上がってから「あおさバター」を乗せても良いとのことでした。

そしてでき上ったのが、

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あわびステーキ あおさバター添え

色といい、照りといい、素晴らしい!

「あおさバター」が溶けて、バターの甘い香りがします。

あわびの殻からは、仲居さんが上手に外してくれます。

仲居さんは、至れり尽くせりで、私の質問にも的確に回答してくれました。

話は逸れましたが、ナイフとフォークを使っていただきます。

「あわび」にナイフを乗せて、力を入れると「スッと」切れました。

下茹でしていない「生あわび」がこんなにも簡単に切れて、口に入れると最初に「あおさ」と「バター」のそれぞれの風味が混ざり合い、続いて「あわび」の淡い甘さと弾力のあるコリコリとした食感が堪りません。

あっという間になくなっちゃいました。

肝も磯の香りを凝縮したほろ苦い味を堪能できました。

ビールがほしい!

 

季節の地場海鮮丼

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季節の地場海鮮丼(刺身5種盛り)

真ん中に「赤えび」の頭が乗っています。

その下、時計の6時の方向に「赤えび」の身。

そこから時計回りに

「たい」

「かんぱち」

「まぐろ」

大葉に乗った「とびこ」

以上5種類が乗っています。

お刺身の下には錦糸玉子が敷いてあり、ご飯は酢飯ではなく、温かいご飯です。

コースが始まる前に「大盛」か「小盛」を選ばせてくれます。

私は「大盛」でお願いしました。

「しょうゆ」が添えられており、丼にかけても、刺身を「しょうゆ」につけて食べてもどちらでも良いそうです。

私は先に「赤えび」の頭の殻を取り、「しょうゆ」に少しつけて食べました。

新鮮なえびの頭からは、濃厚かつ甘みのある「みそ」が出てきて、とても美味しかったです。

臭みが一切しない新鮮な味でした。

続いて今度は「しょうゆ」を丼に回しかけました。

「赤えび」の身は軽く茹でてありました。

弾力があり、「赤えび」の甘さも十分感じられました。

「たい」もすっきりとした白身の味わいで、「かんぱち」は丁度良い脂が乗っており、「まぐろ」も「とんぼしび」の赤身でさっぱりとした味でした。

「とびこ」は大葉で包んでいただきました。

口の中で大葉の爽やかさと「とびこ」プチプチとした食感が良いです。

日本酒・白ワイン・ビール何でも合います!

 

あおさの味噌汁

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あおさの味噌汁

 季節の地場海鮮丼と共に出てきた「あおさの味噌汁」

伊勢志摩の「あおさ」は、伊勢志摩の特産物の一つです。

全国の生産量の中も圧倒的な生産シェアを誇っており、その品質・味わい・香りの高さは有名です。

そういえば、一時期「あおさにコロナウイルス増殖抑制効果がある」という話が出回りました。

その時は、「あおさ」が一気に売れましたね。

お味噌汁に入った「あおさ」は舌触りが良く、「かき」や「あわび」とは違う磯の香りを楽しませてくれました。

お酒を飲んだ後に飲むと最高だろうな~

 

デザート

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グレープフルーツのゼリー

最後に登場した「グレープフルーツのゼリー」は凍らせてあり、シャリシャリとした食感と冷たさ、そして「グレープフルーツ」の酸味と最後に来る苦みが口の中をさっぱりとリセットしてくれました。

ああ~美味しかった。

グレープフルーツサワーも飲みたいな~

 

感想

海の見えるお部屋でゆったりと地場の食材を堪能することができました。

伊勢志摩プレミアムオイスター・鮑ステーキ・季節の刺身がたくさん乗った海鮮丼を食べることができて4,000円(税込)はお得です。

仲居さんも良いタイミングで料理を運んでいただいたり、料理の説明をしていただきました。

ありがとうございました。

 

3.「地元応援キャンペーン」

 今回このコースを知ったのは、新聞折込広告で見つけました。

 松阪市伊勢市鳥羽市志摩市多気郡・度会郡に、お住まいの方限定プランとして案内されていました。

  • 期間 2020年6月7日(日)~8月31日(月)
  • 店舗 「いかだ荘山上」・「横丁いかだ荘」
  • 料金 3,500円(税別・サービス料込)(税込 3,850円)
  • 特典 (1)事前の予約でワンドリンクサービス(ソフトドリンク)※夜はアルコールも含む(2)展望風呂ご入浴無料 ※(1)と(2)とも「いかだ荘山上」のみ

地元の方は、ぜひ伊勢志摩の「じのもん」を堪能しに行ってみてください。

 

「いかだ荘山上」

 

ikadasou.jp